特急しらさぎは、2023年現在、金沢から名古屋をつなぐ最速移動手段です。今回はこの特急しらさぎに格安で乗るための方法やお得なきっぷについて解説いたします。
この記事でわかること
- 名古屋から金沢へのアクセスについて
- 名古屋・米原〜金沢の特急料金
- 特急しらさぎの予約方法
- 名古屋・米原〜金沢の高速バス料金
- 高速バスと特急ではどちらがお得なのか?
- 特急しらさぎに格安に乗るなら新幹線ホテルパック
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名古屋から金沢へのアクセス方法は?どちらの方がお得?
名古屋から金沢へのアクセスは主に以下の2通りがあります。
- 名古屋〜米原(JR東海道新幹線 27分)〜金沢(特急しらさぎ 約120分)
- 名古屋〜金沢(特急しらさぎ 約180分)
- 名古屋〜金沢(高速バス 240分)
新幹線+特急しらさぎでは2時間弱、特急のみだと3時間と時間の面では新幹線がやや早いですが、米原駅で乗り換えをする必要が。

名古屋〜金沢間の特急しらさぎは運行本数が2時間に1本の時間帯もあり、やや不便ではありますが、新幹線を利用するルートと比較すると700円ほど安くなります。
往復+宿泊がセットで最安値のプラン
往復新幹線や特急とホテルを同時予約すると格安になるプラン。名古屋ー金沢を「しらさぎ」で利用するプランが非常にお得になり、片道指定席が1000円以上も安くなります。チケットを駅受け取りにすることで当日の出発6時間前まで予約可能。宿と特急、別々に予約する手間がないので非常に楽。お得なプランは早く完売するため、予約はお早めに。
それでは名古屋・米原〜金沢の通常料金から割引きっぷの値段を紹介します。
名古屋ー金沢の特急しらさぎ料金(指定席・自由席)
名古屋〜金沢の特急しらさぎ料金は以下の通り。
特急料金の比較
- 通常きっぷ自由席 6930円
- 通常きっぷ指定席 7460円
- 名古屋往復割引きっぷ 13200円
- 北陸観光フリーきっぷ 16230円
- JR・新幹線ホテルパック 3200円
それでは上記の格安チケットについて解説いたします。
名古屋往復割引きっぷ 13200円
名古屋往復割引きっぷはJR西日本が販売する往復割引きっぷのこと。内容については以下の通り。
名古屋往復割引っぷについて
- 北陸エリア〜名古屋市内の往復きっぷ
- 特急列車の普通車指定席に乗車可
- 米原〜名古屋間と黒部宇奈月温泉〜金沢間は新幹線の自由席にも乗車可
- 有効期限は4~6日
- 発売期間・利用期間は通年
名古屋往復割引きっぷの価格
区間 | 価格(大人) |
敦賀〜名古屋 | 8070円 |
福井〜名古屋 | 10,050円 |
金沢〜名古屋 | 13,200円 |
富山〜名古屋 | 15,600円 |
名古屋から金沢へ特急しらさぎはもちろん、米原へ新幹線で行って、そこからしらさぎに乗ることも可能です。時間帯がよければ50分近く短縮できるため、オススメ。特に何日前からの購入などの条件はありません。
北陸観光フリーきっぷ 16230円
北陸観光フリーきっぷは、JR東海が販売する往復付きフリーきっぷのことで、北陸エリアへの往復とフリー区間の乗り放題がセットになった非常にお得なきっぷのこと。内容を以下にまとめます。
北陸観光フリーきっぷ
- 北陸エリアへの往復とフリー区間の乗り放題がセットになったきっぷ
- 出発地は名古屋・浜松・静岡のいずれか3つ
- 出発地〜北陸エリアまでの往復には、「特急ワイドビューひだ」、「特急しらさぎ」の両方を使わなくてはならない
- フリー区間では北陸新幹線・特急列車・普通列車の普通車自由席が乗り降り自由
- 有効期限は4日間
北陸観光フリーきっぷの価格
区間 | 価格(大人) |
名古屋〜フリー区間 | 16,230円 |
浜松〜フリー区間 | 18,330円 |
静岡〜フリー区間 | 19,360円 |
出発地〜北陸エリアまでの往復には、例えば、行きに特急ワイドビューで、名古屋〜富山まで行ったとしたら、帰りは金沢〜名古屋へ特急しらさぎを利用して帰って来なくてはなりません。
少しややこしいですが、簡単に言えば、名古屋〜金沢などの単純な往復には利用できないよ。ということです。
実際にこのきっぷを使って4日間旅行した記事もありますので、是非、こちらもご参考ください。
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学割
片道の営業キロ数が101キロ以上の区間で利用すると乗車券が20%割引になる学割。上野〜長野原草津間はこの割引の対象です。これにより指定席が5968円、自由席が5544円に。通っている学校で学割証を発行してもらい、駅の窓口で掲示しましょう。
ジパング倶楽部(シニア割引)
ジパング倶楽部とは、JRが運営するシニア向けの会員制サービスのこと。JR線を営業キロ単位で片道・往復・連続201km以上利用する場合に限り、JR乗車券購入証をお使いいただくと、運賃・料金が20%〜30%以上程度、割引になります。
年会費は個人会員が3840円、夫婦会員が6410円です。
JR・新幹線ホテルパック 12862円
JR・新幹線ホテルパック は往復新幹線や特急とホテルがセットになったプランです。下記で詳しく解説しますが、名古屋割引往復きっぷよりも安くなる場合が多く、非常にオススメ。
特急しらさぎの予約方法
特急しらさぎの指定席券の予約方法は以下の通り。
- JRの駅にある「みどりの窓口」
- インターネット予約サイト「えきねっと」
- 旅行会社の窓口
2022年4月より「えきねっと」で予約したきっぷは、 JR東海の駅の指定席券で受け取ることができます。
名古屋ー金沢の高速バス料金
名古屋〜金沢の高速バス料金は以下の通り。
高速バス料金の比較
- 4列シート 昼行便 3600円
- 4列シート 夜行便 4990円
昼行便の場合、JR名古屋駅を出発して金沢駅までは、3時間50分ほどで到着します。快適な4列シートに加えトイレ付きなので安心。特急しらさぎと比べて往復6000円ほど安く移動することができます。!
名古屋〜金沢へのアクセスは特急とバスどちらの方がいいのか?
名古屋〜金沢へのアクセスで特急とバスの比較はそれぞれ
料金(往復) | 所要時間 | |
特急 |
|
2時間半〜3時間
|
バス |
|
4時間〜6時間
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となり、通常料金では8000円近く高速バスの方が安くなり、所要時間では約60~90分ほど特急の方が早いことがわかりました。2つのアクセス方法のメリット、デメリットとしては
メリット・デメリット
- 特急しらさぎは2時間に1本程度しかない
- 新幹線+特急は最速で到着
- 特急ならではの旅行気分を楽しむことができる
- 高速バスは料金がとにかく安く特急の半額ほど
- 1日10便程度あり、早朝の乗車で昼から遊べる
- 4列シートでトイレも完備、快適で安心の会社

名古屋から金沢へのアクセスは新幹線ホテルパックがお得
名古屋〜金沢へのアクセスは「北陸往復きっぷ」を使えば往復で13200円と1720円の割引が使え、お得に旅行することができます。しかし、それ以上にお得なのが新幹線ホテルパック。往復+宿泊の料金が非常に安く利用可能で、個人旅行プランなので一切制限がありません。
ある例を紹介すると金沢でもサウナ付き天然温泉が有名な宿「金沢白鳥路 ホテル山楽」に宿泊するプラン。宿泊に加え、名古屋〜金沢の特急しらさぎ往復乗車券がついて、1人あたり20,800円。
同じ日程の「金沢白鳥路 ホテル山楽」の宿泊は1泊2名あたり15,876円。
20800円ー15,876円÷2=12862円が名古屋〜金沢間の往復乗車券料金になり、片道あたり6431円と正規料金の指定席より1000円以上安い値段となります。しかも宿の予約と乗車券を別々に購入する必要がないので非常に楽。是非、金沢旅行の際は活用してみてください。
往復+宿泊がセットで最安値のプラン
往復新幹線や特急とホテルを同時予約すると格安になるプラン。名古屋ー金沢を「しらさぎ」で利用するプランが非常にお得になり、片道指定席が1000円以上も安くなります。チケットを駅受け取りにすることで当日の出発6時間前まで予約可能。宿と特急、別々に予約する手間がないので非常に楽。お得なプランは早く完売するため、予約はお早めに。