伊香保温泉へのアクセスは特急と高速バスどちらがいい？格安チケットの取り方も解説！

群馬県渋川市伊香保町に位置し、草津温泉と並んで県を代表する名湯「伊香保温泉」。都内からのアクセスも抜群で毎年多くの観光客で賑わう人気観光温泉地です。

東京駅から伊香保温泉へは特急草津で渋川へ行き、そこからバスを利用するか、東京駅や新宿駅から直接高速バスを利用するアクセス方法もあります。

どちらも一長一短でメリット、デメリットが各々あるため、この記事では2つを比較し、より格安で行けるチケットの取り方をご紹介いたします。

東京から伊香保温泉へのアクセス方法は？どちらの方がお得？

東京から伊香保温泉へのアクセスは主に以下の3通りがあります。

• 上野〜渋川（JR特急草津号 90分）→路線バス（約30分）→伊香保温泉
• 新宿〜伊香保温泉（高速バス 上州ゆめぐり号 2時間40分）
• 東京〜伊香保温泉（高速バス 上州ゆめぐり号 3時間10分）

新幹線を利用し、高崎経由で伊香保温泉へアクセスする方法もありますが、時間が変わらない上に料金が高いので今回は入れていません。

特急＋路線バスでは、2時間程度、高速バスでは2時間半〜3時間弱と時間の面では特急がやや早いですが、高速バスは乗っていれば着くというメリットがあります。

高速バス 上州ゆめぐり号は東京発、新宿経由で伊香保温泉まで向かうに比べて、特急草津号は上野発なため、新宿駅にアクセスしやすい人は、新宿ー上野のアクセスを考えると高速バスの利用が圧倒的に便利です。

続いては、特急と高速バスでかかる料金を通常料金、格安料金に分けて解説します。結論から言うと基本的には特急の方が2000円ほど安い結果に。

それでは東京・上野〜草津温泉の通常料金から割引切符の値段を紹介します。

上野ー伊香保温泉の特急料金

上野〜渋川の特急料金は以下の通りです。

それでは上記の格安チケットについて解説いたします。

通常きっぷ  4200円

上野〜渋川の特急草津・四万号の料金は、乗車券が2310円、特急料金が1890円。これに加え繁盛期と閉散期にはそれぞれ200円、値段が前後します。駅の窓口や券売機で当日でも購入可能。

学割 3738円

片道の営業キロ数が101キロ以上の区間で利用すると乗車券が20％割引になる学割。上野〜渋川はこの割引の対象です。これにより4200円から3738円に。通っている学校で学割証を発行してもらい、駅の窓口で掲示しましょう。

えきねっとトクだ値  3530円

えきねっとトクだ値は「えきねっと」会員限定で購入できる割引きっぷ。「草津・四万」号で販売されているのは、チケットレス乗車の特急券で割引率は35%。乗車券は別途購入する必要があり、交通系Icカードと組み合わせる必要があります。

えきねっと「トクだ値」は、列車・席数が限定です。一般発売の指定席に空席があっても、トクだ値では予約できないこともあるため、繁忙期は特に注意しましょう。

JR東日本株主優待割引券 

JR東日本が株主向けに発行している割引券。株主優待割引券を1枚提出すると運賃・料金がそれぞれ2割引になる仕組み。株主優待割引券は2枚まで同時利用が可能で、2枚使用すると最大で4割引となりますが、この路線では、あまりお得とは言えません。

JR・新幹線ホテルパック  3400円

JR・新幹線ホテルパック  は新幹線や特急の往復料金とホテルがセットになったプランです。

新宿・上野ー伊香保温泉の高速バス料金

新宿・東京〜伊香保温泉への高速バス上州ゆめぐり号の料金は以下の通り。

高速バス上州ゆめぐり号は東京駅八重洲南口発、バスタ新宿経由、伊香保温泉行き。所要時間は、東京駅からは180分弱、新宿駅からは150分程度です。どちらも料金は2700円で、4列シートトイレ付きの高速バスになります。

東京〜伊香保温泉へのアクセスは特急と高速バスどちらの方がいいのか？

高速バスと特急「草津・四万」の料金を通常料金でおさらいすると

となり、通常料金では2170円ほど高速バスの方が安くなり、所要時間では30分〜1時間ほど特急草津・四万の方が早いことがわかりました。2つのアクセス方法のメリット、デメリットとしては

それぞれ一長一短がありますよね。行きは特急、帰りは高速バスというのも面白いかもしれません。

東京から伊香保温泉へのアクセスは高速バスの利用がお得

東京から伊香保温泉へは乗り換えの心配がなく、安く移動できる高速バスがおすすめ。

特に新宿駅からアクセスする場合は、新宿-上野の電車を考えると、特急と同じくらいの時間で伊香保温泉に着くことができます。是非、お得に移動して温泉を存分に楽しんでみてください！