東京から鬼怒川温泉へのアクセスは特急スペーシアがオススメ。運賃・料金、往復料金を格安にする方法を解説

栃木県の中央を流れる鬼怒川の上流域に発展した鬼怒川温泉。火傷を始め、様々な不調に効く効能の高い天然アルカリ性単純泉に加え、都内から2時間程度でアクセスすることができる利便さゆえに、非常に人気がある関東屈指の温泉地です。今回は都内から鬼怒川温泉へのアクセス方法や、特急スペーシアの往復料金を格安にする方法などを含め、解説いたします。

東京から鬼怒川温泉へのアクセス方法は？

東京から鬼怒川温泉へのアクセスは主に以下の2通りがあります。

• 新宿〜鬼怒川温泉（特急「きぬがわ」 120分）
• 浅草〜鬼怒川温泉（特急「スペーシア」 120分）

どちらも鬼怒川温泉まで2時間程度でアクセスでき、値段にもさほど差はないため、乗ってみたい方に乗るか、最寄駅が近い方を利用するのがいいと思います。

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私が個人的にオススメなのは特急「スペーシア」

特急スペーシアは東武鉄道の特急列車でJR特急である「きぬがわ」よりも内装が豪華で、より旅行気分になれるでしょう。個室もあるため、家族での旅行には最適。2023年7月15日〜は新しい特急の「SPACIA X」が運行する予定で、よりスタイリッシュな車両に乗ることができます。

それでは特急「スペーシア」の値段を紹介します。

浅草〜鬼怒川温泉、特急スペーシアの運賃・料金

浅草〜鬼怒川温泉、特急スペーシアの運賃・料金は以下の通り。

特急スペーシアの正規料金は土日祝日だと浅草〜鬼怒川温泉で乗車券1580円＋特急券1470円の合計3050円なので往復6100円と新幹線料金や他の特急と比べると少し手頃な価格ではありますが、もう少し安くならないのかなとか思ったりしますよね。JRの特急であればえきねっとトクだ値があるので30%割引になったりするのですが、東武特急スペーシアには基本的に割引はありません。しかしなんとか少しでも安くする方法があるため、以下で解説します。

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賢く使えば、1000円以上割引になりますよ。

特急スペーシアに割引で乗る方法

基本的には割引がない特急スペーシアですが、いくつかお得に乗る方法があるため、紹介いたします。

東武株主優待券の利用

東武の株主に配布される東武鉄道株主優待券。これは東武鉄道全線に乗車できるもので、金券ショップ及びヤフオクなどで700円程度で入手できます。浅草〜鬼怒川温泉までの正規料金の乗車券は1580円ですので880円ほどお得になる計算です。特急スペーシアに乗る場合は別途1470円の特急券が必要になるので注意してください。

まるごと日光・鬼怒川東武フリーパスを利用する

日光・鬼怒川エリアを観光するならこの「まるごと日光・鬼怒川東武フリーパス」を利用するのもオススメです。まるごと日光・鬼怒川東武フリーパスは日光・鬼怒川エリアの鉄道・バスが乗り放題になったチケットで、往復の東武線の運賃も含まれます。（別途、特急券は必要）料金は以下の通り。

どれも4日間有効で、一見高そうに思えますが、例えば日光エリアのフリーパスをみても、浅草〜東武日光往復料金が2766円なので差額が2044円。東武日光駅から中禅寺湖まで東武バスでの往復料金が2500円と簡単に元が取れる計算に。他にも湯の湖、竜頭の滝、戦場ヶ原など、バスで回れる観光地はたくさんありますので、アクティブな人には最適のフリーパスです。

特急スペーシアと特急きぬがわはどちらがお得？

所要時間は2つとも同じ。料金に関しては、通常料金で考えると、特急きぬがわは4080円と特急スペーシアに比べ、1030円ほど高いですが、えきねっとトクだ値の割引を使えば、同じくらいの値段になります。しかしながら個人的な感想としては特急スペーシアの方が、内装が豪華だったり、個室があったりと旅行気分によりなれるので断然オススメです。唯一、きぬがわは発着駅が新宿と、利用する人によっては便利さが違うとは思いますので、その場合は以下の記事を参考にしてください。

まとめ

いかがだったでしょうか？鬼怒川温泉は都内からのアクセスがしやすく、自然が素晴らしい温泉街です。老舗の旅館も多く、日々の疲れを癒すには最適な観光地ですし、特急スペーシアは雰囲気が最高の特急列車ですので、是非、連休を利用して訪れてみてください。きっと素敵な体験、出会いがあなたを待っていると思いますよ。