ヒルトンホテルはアメリカに本拠地を置く国際的なグループです。2024年現在では世界118カ国584軒ものホテルを展開。
個性的なブランドがいくつもあり、それぞれコンセプトやランクが異なりますので、当記事では、
ヒルトンのブランド別、グレードや特徴、上級会員特典の内容、実際に泊まった時の感想などを含めて詳しくご紹介していきます。
本記事の内容
国内のヒルトンホテル一覧。6ブランド22ホテル
2024年1月現在国内のヒルトンホテルは6ブランド25ホテルで以下の通り。
- ヒルトンニセコビレッジ
- コンラッド東京
- ヒルトン東京
- ヒルトン東京ベイ
- ヒルトン東京お台場
- ヒルトン横浜
- ヒルトン成田
- ヒルトン小田原リゾート&スパ
- 旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクション
- ダブルツリーbyヒルトン富山
- ヒルトン名古屋
- ヒルトン大阪
- コンラッド大阪
- ROKU KYOTO LXR Hotels&Resorts
- ヒルトンガーデン・イン京都四条烏丸
- ダブルツリーbyヒルトン京都東山
- ダブルツリーbyヒルトン大阪城
- ヒルトン広島
- ヒルトン長崎
- ヒルトン福岡シーホーク
- ヒルトン沖縄北谷リゾート
- ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート
- ダブルツリーbyヒルトン那覇
- ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城
- ヒルトン沖縄瀬底リゾート
- ヒルトン宮古島リゾート
スタンダードブランド「ヒルトン・ホテル」は13店舗、東京だけで3箇所。沖縄にも2つのホテルがあり、日本を代表するリゾート地としてクオリティの高いホテルを展開しています。
国内で展開するヒルトンホテルブランド一覧
ブランド名 | 特徴 | |
1 | LXRホテルズ&リゾーツ | ヒルトンの独立したコレクションブランドとして2018年登場 |
2 | コンラッド・ホテルズ | ヒルトン最上級ブランド |
3 | ヒルトン・ホテル | ヒルトンの一番スタンダードな高級ブランド |
4 | キュリオコレクションbyヒルトン | 2016年設立、高級ホテルコレクション |
5 | ダブルツリーbyヒルトン | 中級ブランド、沖縄だけで3つ展開 |
6 | ヒルトン・ガーデン・イン | |
7 | ヒルトン・グランド・バケーション | 長期滞在向けのタイムシェア型ホテルブランド |
LXRホテルズ&リゾーツの特徴と上級会員特典
日本にあるヒルトンの中で最上級となるホテルブランド「LXRホテルズ&リゾーツ」ヒルトンの独立したコレクションブランドとして2018年に誕生。
日本では、ROKU KYOTO LXR Hotels&Resortsが初となる開業として注目を集めました。
上級会員特典としては場所によって異なる個性豊かな内容が特徴的ですが、ROKU KYOTOでは以下の特典が用意されています。
GOLD | DIAMOND | |
お部屋のアップグレード | ワンランク上のカテゴリー | プレミアムデラックスまで |
朝食無料 | ○ | ○ |
ホテルクレジット | ○ |
お部屋のアップグレード
ROKU KYOTO LXR Hotels&Resortsのアップグレード基準は基本的にはワンランク上のカテゴリーまで、ダイヤモンド会員のみプレミアムデラックスにアップグレードされる可能性があります。スイートルームは対象外。
朝食無料
通常、ヒルトンオナーズの特典である無料朝食は2名までですが、ROKU KYOTOでは合計3名(上級会員と同室に滞在する2名)が無料で利用することができます。
ホテルクレジット
ヒルトンオナーズダイヤモンド会員限定の特典として館内のレストランやスパを始め様々なアクティビティーやサービスに利用できるエクスペリエンスクレジットが1泊目に1万円、2泊目以降5000円分が提供されます。
コンラッド・ホテルズの特徴と上級会員特典
コンラッドホテルズは、ワールドクラスのモダンラグジュアリーホテル。名前の由来は創業者であるコンラッド・ヒルトンから取っていると言われています。日本には2023年現在、大阪と東京にあり、コンラッド名古屋の新規開業も進んでいます。
上級会員特典では基幹ブランドのヒルトンと同じスタンダードな内容を提供するホテルが多いですが、全てがワンランク上の上質なサービスであることがほとんどです。
コンラッド東京ダイヤモンド特典の一例
コンラッドホテルのほとんどがエクゼクティブラウンジでシッティングチェックインができたり、カクテルタイムで夕食がわりになる内容のオードブルが提供されたりと、ブランドの中で最高峰のサービスを受けることができるのが特徴。
洗練された高級感のあるスイートルームは1泊数十万円もする場合があるので、ダイヤモンド会員はぜひ訪れたいブランドですね。
コンラッド東京
(ベイビュースイートルーム)
(エクゼクティブラウンジ)
(セリーズでの朝食)
ヒルトン・ホテルの特徴と上級会員特典
ヒルトンの中でも一番スタンダードな基幹高級ブランドで場所によっては手頃に泊まることができながら、上質なサービスを受けることができるのが人気の理由。日本では10種類以上の場所があり、そのほとんどにエクゼクティブラウンジがあり、上級会員には嬉しい特典がたくさんあります。
特典の内容としてはコンラッドホテルズとほぼ同じものの、ラウンジでチェックインができなかったり、カクテルタイムの内容が乏しかったりと、サービスの質で劣る場合がほとんど。しかしながら場所によってはかなりリーズナブルなところもあり、全体的なコストパフォーマンスとしては高め。
3位 ヒルトン名古屋
アフタヌーン・ティータイムでは複数のケーキなどが提供され、紅茶の種類も非常に豊富。カクテルタイムでは、夕食代わりになるオードブルはもちろん、イタリアを中心とした5種類のワインもあり、とても満足いく内容でした。
(エクゼクティブプレミアルーム)
2位 ヒルトン東京
37階に位置するクラブラウンジから望む都心の夜景は絶景で、都内でも屈指のクオリティ。カクテルタイムはどこかのパーティーに招待されたかのようなエレガントさがあり、質の高いお酒も豊富。
(エクゼクティブスイートルーム)
(マーブルラウンジでの朝食)
(お得な滞在プラン、グルメステーケーションステイ)
(王朝でのディナービュッフェ)
1位 ヒルトン大阪
ヒルトン大阪のクラブラウンジは国内にあるヒルトンの中でも最大級の広さを誇ります。サロンのようなスタイリッシュな空間で、今まで訪れたクラブラウンジの中でもトップクラスの雰囲気。
カクテルタイムはホテルのクラブラウンジとは思えないほど質の高いレベルで、ワインはなんと7種類もありました。大阪駅徒歩1分という好立地もあり、やや値段が高いですが、上級会員であれば、一度は訪れたいホテルの一つです。
ダブルツリーbyヒルトンの特徴と上級会員特典
ダブルツリーbyヒルトンはお手頃な価格で泊まることのできる中級ブランドのホテルです。ヒルトン本家のホテルは5つ星に位置付けられることが多いですが、ダブルツリーbyヒルトンは3つ星と4つ星の間くらいのランクで、よくビジネスホテルと比較されます。
しかしながらヒルトンに負けないサービスを提供しているところも多く、素晴らしいホテルも多くあります。クラブラウンジは基本設置されてないものの、ダブルツリーbyヒルトン那覇のように上級会員限定のエリートラウンジがある場所も。
キュリオコレクションbyヒルトンの特徴
キュリオコレクションbyヒルトンは世界各都市の文化を特別な空間と体験で届ける個性豊かなコレクションホテル。日本では軽井沢に旧軽井沢KIKYOキュリオコレクションbyヒルトンが存在します。
ヒルトン・ガーデン・インの特徴
ヒルトンガーデンインは高品質ながら手頃な価格での宿泊を提供するブランド。日本では2022年にヒルトンガーデンイン京都四条烏丸が開業しました。
ヒルトンホテルブランド別カテゴリー一覧 まとめ
いかがだったでしょうか?ヒルトンではたくさんの個性豊かなブランドがあり、ワクワクします。2025年には最上級ブランド「ウォルドーフアストリア」も新規開業しますから、より一層、ホテルステイの楽しみが増えますね。世界で高評価を得るヒルトンならではのホスピタリティで優雅な滞在を。